|
[ 2008/08/21 04:11 ]
|
トラックバック(-) |
コメント(-)
韓流カップル!?
まず、著者の名前をみて「!」題名をみて「!!」もしやと思いきや、手にとって見て「!!!」”ソウルで新婚生活”のたがみ ようこさんではないか! わくわくしながら本を買い、電車にのりながら、一人で笑い、一人で泣き、一人でうなずきながら、読みました!! コレを読んだら、あなたも”よーこ”ファンだ!!
|
|
 | 『方丈記』 岩波書店 price : ¥525 release : 1989/05

|
坊さんのぼやき
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」、の有名な書き出しで始まるエッセイ。平安末期の世相が落ちつかない不安定な時代に生きた長明は、人生の無常、有為転変の世相から離れ、出家して日野山に方丈の庵を結ぶ。そこで、四季の移り変わりに喜びを見出しつつも、悟りをひらくにはなお妄執があるのではないかと、反省しつつ心にもない念仏を唱える・・・。俗世を離れ、悟りをひらいたようで、どこか突き抜けきれていない人間長明。それは、たまに都に降りていっては、自分の着衣のみすぼらしさを嘆くくだりなどに、ありありと顕れてしまっています。それなりに良家の出でありながら、偏屈な性格、権力闘争によって、希望の官職が得られなかったようです。そんなことも関係してか、長明の、あまりに人間的な、その揺れる心情がわりとストレートに描かれていて、どこかどうしようもなく共感してしまいます。仏教的思想は、欲望の追求こそが社会の原動力と考える欧米的な思想の対極にあるようで、どこか同じコインの表裏なのではないでしょうか? そんなことを考えさせられました。 わたしは中高生のころ、何より古文が嫌いでしたが、こうして歳を経てから読み直してみると、教えかた、つまり教育のありかたに問題があったのではないかと思います。特に偉大でもなければ、我々と興味や関心ごとがさほど違うとも思えない人が、千年もの時空を超えて、語りかけてくるのが、古典を読むことの醍醐味ではないでしょうか? その不思議に身をひたして、思いを好きな方向に馳せのばすことが、若いころになぜできなかったのか、などと考えてしまいました。短いので、若い人にはもちろん、古文なんて二度と読みたくない、という人にも、だまされたと思って手に取ってみたら、と勧めたくなる一冊です。
|
|
私にもできる!
1人暮らしを始めたころ、新幹線で読もうと思って軽い気持ちで買いました。 何気なくめくって読み始めたらもう目からうろこがぼろぼろ! きれいな写真のお料理本や、なるほどー!と思わせるテクニックが書いてあるお料理本はたくさんありますが、これだけ 「私にもできる」 「なーんだ、料理って難しくないじゃん」 と思わせてくれる本は他にありません。「いまどきの台所にはグリルがあるでしょうから、魚はそれで焼いてください。表6分、裏5分」 とか 「どうせ家庭で食べるんだから、入れる順番なんかどうでもいいんです。大丈夫、煮えます」 とか、本当に勇気付けられます。プロの料理家でここまで素人に寄った発言(多少の味の差なら気楽に作りたい、そこまで凝らなくてもそこそこ上!手に作れればいい)のできる人は珍しいのでは。 小林カツ代さんの人気の秘密が分かったような気がします。 書いてあるイラストもいいですよ。大好きな本です。
|
|
 | 『ノラや』 中央公論社 price : ¥760 release : 1997/01

|
猫好き必見!!
大の男が、それもいい年をして、いなくなった猫を思い慟哭する。 傍から見ればおかしいと思うかもしれないが、同じ猫好きとして その気持ちが痛いほど分かる。人目なんか気にしていられない。 猫が好きというのはそういうことなのだ。読んでいてもらい泣き しそうになった。猫の描写もきめ細やかで、愛情に満ち溢れている。 ノラ、そして次に飼ったクルツ。作者とのほのぼのとしたふれ合いが 印象的だった。猫好きの人はぜひどうぞ♪
|
|
 | 『芸術と青春』 光文社 price : ¥540 release : 2002/10

|
親しみやすい
岡本太郎さんといえば「危険な方に賭けろ!」に象徴されるような完成された生命爆発論(?)が有名ですが、それはあくまでも数々の出来事を経て得た境地なのだなと思わされます。というのは、この本の岡本太郎さんはまだ若く、そこまでの強さ、決意は感じられないのです。 その代わり、とても初々しくて、へえー岡本太郎にもこんな時期があったんだなと親しみを覚えることができます。 太郎さん唯一の小説を読めるのも嬉しいです。でも、「あー太郎さんは文学の道に進まないで正解だったかも?」って思っちゃいました(笑)。独特の世界観は興味深いけれど、読者として入り込みにくい内容でした。 とはいえ、若き日のちょっと弱い(?)岡本太郎を知れるので、「ファンなら買い!」の一冊だと思います。
|
|
 | 『私の幸福論』 筑摩書房 price : ¥672 release : 1998/09

|
心が疲れた時に
世の通念にも疑問を投げかけ、現実の厳しさ・不条理さを誤魔化さず、その上で幸福になるにはどうすればよいのか、そのヒントを教えてくれる。読むたびに、著者の深い人間理解による鋭い指摘には身が引き締まる思いがする。落ち込んだりイライラしている時も、心に余裕を持とう、という気になる。女性も男性も、皆が読める本です。
|
|
 | 『お散歩ブック』 角川書店 price : ¥580 release : 2002/09

|
とにかく探した本です。
というのも、これが発売になったとき、本屋さんで立ち読みしていたのです。そして月日が経ち、書いた方の名前もタイトルも憶えていない。ただ、ほんわかとした、日常を楽しむことを実践し、素敵なイラスト、和む文章ということで、やっぱり欲しい!と思い必死に、実はこのAmazonで探したのです。そして思った通り評判がよく、近くの小さい本屋さんで取り寄せました。もう、いつでも側においておきたい本です。可愛いけれど子供っぽくないし、書いてある所にちょっと出かけたいという気分にさせてくれる素敵な本でした。
|
|
 | 『美しき日本の残像』 朝日新聞社 price : ¥714 release : 2000/09

|
日本人が忘れてしまったもの
とかく自分のことは分かりにくい。この本はまさにその言葉を説得力をもって迫り、そして我々日本人に後悔と焦燥の念を沸き立たせる一作です。筆者が「美しい」と純粋に感じるものは誰もが知っている東大寺や清水寺といった日本古来の寺社ではない。京都の一角で茶の湯の精神を背景に季節、きまりごと、伝統を配慮した表装をする匠の手先だけではない技。片田舎の廃屋と化した民家で蚊帳をつり、せせらぎの音を聞きながら夜語りをする風流。 アメリカ人である筆者が、日本語で執筆した新潮学芸賞受賞作。 爽やかな余韻を残しつつ、日本の残像を蘇らせたいと願わずにいられない名著です。
|
|
 | 『漆 塗師物語』 文藝春秋 price : ¥2,350 release : 2006/06

|
|
今の時代だからこそ必要
書かれている内容はどれも手間がかかることが多いですが、 今だからこそ中原さんの書いたものは見直すべきことが多いと思います。
|
|
 | 『冒険にでよう』 岩波書店 price : ¥777 release : 2005/06

|
|
 | 『世界音痴』 小学館 price : ¥1,365 release : 2002/03

|
愛すべきダメダメさん
ほむほむ〜っ!!なんて可愛いんだ、ほむほむーっ!!! 立派な大人に可愛いって失礼かもしれないが、それ以外の言葉が見つからない。 こんなに・・・こんなに純粋というか生真面目というか馬鹿というか(スマン)。 どこをどうしたら、こんな大人になるんだろう。 回転寿司屋で食べたいものを頼めない。レストランのレジで端数を出せない。 レジの人を待たせる時間が怖いと言う。それは私も同じ。 レジ経験があるだけに、「合計○○円になります」と言ってから 財布を出して小銭のほうをガシャガシャして「ちょっと待って、7円あると思うから」とか 言って掻き回した挙句「あ、6円しかないわ。いいわ、もうそれで」と言われたりすると たまらんのだ。たとえ後ろにお客さんがいなくても、だ。 だから「まあ同じじゃない。もしかして、ものすごく気が合うかしら? 結婚してもいいんじゃないかしらー??」とまで思ってしまった。 が、著者の好みの女性は「華奢」。これほど私から遠い言葉もない。 でもね、もし私が華奢だったとしてもダメ。結婚できないわあ。 だってほむほむ一人っ子だし。一人暮らしの経験ないし。 なんでもかんでも、お母さんがしてくれて当然の人なんてっ。 でも可愛いんだよなあ。
|
|
 | 『見仏記4 親孝行篇』 角川書店 price : ¥540 release : 2006/01/25

|
|
 | 『もものかんづめ』 集英社 price : ¥410 release : 2001/03

|
油断できない本です
電車の中で読まないことをオススメします。思わぬ部分で出てくる笑いに顔が歪むことが予想されますので。インパクトという意味では「稲中」に出会ったときと同じくらいの落差があります。なんでもないなあと思っていて読んでいても、次の行にいきなりとんでもないコメントが書いてあったりして、まったく油断ができません。読んでいてうれしくなる本です。
|
|
でも、現地は写真よりもずっとずっと素敵でした。
数ヶ月前、たまたま本屋でこの本を手に取りました。オランウータンの可愛らしさと、ビーチの美しさにノックアウトされた私は、BORNEO行きを即決しました。この本を見た瞬間、絶対に行こうと決めた「シャングリラ・ラサリア・リゾートホテル」は想像を超えた楽園でした。 この本との出会いにより、とても充実した旅を経験することができました。写真が美しいのはもちろんですが、全体を通してとても丁寧な作りの一冊です。
|
|
北杜夫文学の出発点
本書は私が15歳の時、高校1年生の時に読んだ書物です。この書物から読書の楽しみを得、34年間の読書生活が始まりました。暗かった高校時代。本書のユーモアに助けられ、数々の困難にもめげず、現在に至ります。北杜夫という作家は自らの躁鬱病を題材にしたり、躁期では色々な波乱を経験しているみたいですが、憎めないですね。北杜夫文学の出発点である「どくとるマンボウ航海記」を是非、皆さんに読んで頂きたいと思います。
|
|
 | 『発想力』 文藝春秋 price : ¥520 release : 2006/07

|
|
少し期待はずれ
田口さんの「もう消費すら快楽じゃない彼女へ」があまりにもおもしろかったので、かなり期待してこの本を買ったのですが、少し期待はずれでした。前作では、彼女自身が「どうこう思った、感じた」よりもさまざまな人の生き方から読者を考えさせる内容だったけれども、今回は彼女がどんな風に考えどんな風に生きてきたか、というような自伝的内容で、それも笑いのないかなり複雑で暗い家庭内の事情に、私は重たいと感じがしました。でも、田口さんがどんな人かもっと知りたい人にはぴったりな本です。
|
|
 | 『オラ!メヒコ』 角川書店 price : ¥620 release : 2005/06/25

|
行ってみたくなる、メキシコ。
田口ランディという人は、深いんだか浅いんだか、 利口なんだか馬鹿なんだか分からない感じが魅力といえば魅力で、 感心したり呆れたりしながらついいつも読んでしまう。この本はランディさんが精神的に何か凹んでるらしき時に、 いわゆる「自分探し」のような感じで、 友人でメキシコに詳しいAKIRAという男性や その他のスタッフと一緒に行った旅の記録。 私は自分もメキシコの女流画家、フリーダ・カーロに興味があって メキシコに行ってみたいということもあり、 メキシコというどちらかというと情報量の少ない国のことを知るには役に立った。 旅のメインはマジックマッシュルームを使ったスピリチュアルな体験で、 ドラッグ系は敬遠する私だけど、ここに書かれていた体験には興味をそそられた。 もしメキシコに行く機会があれば、試してみたいなぁと心密かに思ったりして。 本の構成として、ランディさんの文章とAKIRAさんの文章が交互に配置されていて、 同じ体験でも違う角度から語られているのも面白かった。 読後にはあらためて、「行ってみたいなぁ、メキシコ」と思った。
|
|
どんな愛でもかまわない
どのような形の愛でも、OK。 作者は、人間の感情のすべてに意味があるとしていると思う。 社会通念上、タブーとされているような形の気持ちであっても、 他者との共感を求めて、他人の喜びを自分の喜びとしようとする その姿勢を買っている。 今の忙しいデジタルなものだけに占領されている時代に、マニュアルのない感覚での生き方、感じ方を大胆に提唱している作者に感動した。
|
|
 | 『使いみちのない風景』 中央公論社 price : ¥540 release : 1998/08

|
どんな人生を描いていこうか
記憶というものは、悲しいことにすべてのことを平等に、均等に持ち続けることができません。 薄れていくもの、より鮮明になるものそれぞれですが、明らかななのは、その多くが自分のイメージによって、少しずつ記憶の内容を書き換えてしまうことだと思います。著者も、いろいろな記憶を持とうと試みたようです。 しかし気づいたのは、記憶そのものが人生を描くのではなく、別の記憶とつながることで、積み重ねてきた過去が、その人の人生を様々な形に彩ってくれるということです。 今まで積み重ねてきた記憶を通じて、自分はどんな人生を描いていこうか。そんなことを考えた1冊でした。
|
|
 | 『檀流クッキング』 中央公論新社 price : ¥700 release : 2002/09

|
知的な知的な料理本
70〜80年代の男たち、あるいは、男の子たちに、「料理とはすこぶる知的なものであり、延いては、料理の出来る男は格好良いのではないか。」という強烈な意識革命をしてくれたのは、この檀一雄の『檀流クッキング』と、曽野綾子の『太郎物語』の両作品ではないでしょうか。残念ながら、最近、男の料理に対してこれ程の影響力を持った作品が見当たりません。今また、読み返してみるべき価値のある作品ではないかと思います。この『檀流クッキング』には92種類の料理が紹介されていますが、細かな手順や分量などは大胆にもほとんど無視されています。この本は、細かな手順や分量だけをきちんと守れば間違いなくひとつの完成品が作れるというマニュアル本などではなく、押さえるところだけを押さえれば、後は自由自在にやってしまえばいい。そうすれば、ここで紹介されている92種類の料理(世界)が、200や、300の料理(世界)に膨らんでいくんだという事をとても楽しげに教えてくれる。そういう本だと思います。
|
|
気持ちが楽になる本
生きていくうえでたくさんのつらいこと、楽しいこと、悲しいことがありますが、この本を読んでいるととても気持ちが楽になりました。私だけじゃないなんだ、みんな色々あるんだなとある意味ほっとする本です。ぜひ皆さんにお勧めします。私は母に誕生日プレゼントとして贈りました。
|
|
読んで損なし、確かに絶妙
レビューの評価が高い(面白い)ので購入しました。 確かに確かに面白かったです。笑えました。 褒めているフリをした絶妙な皮肉っぷりは卓越。 (ホントは褒めてるんだったらゴメンナサイ・・。) しかし、こき下ろした批判色は薄いという、これまた絶妙な技。 確かに韓国に行ってみたく・・、と言うより、見てみたくなりました。今後また『変』シリーズが出れば絶対買うだろうな。 このセンスで書いてくれれば、日本の『変』も相当笑えるに違いない。
|
|
優雅でちょっぴり辛口
なんといってもパリの似合う素敵な女性として興味を持っていた彼女の、そのエレガントな印象からは少し意外なぐらいのさばさばと気風のいい文章が新鮮だった。華やかな女優人生の裏の人間臭い悲喜こもごもが独特のタッチで描かれている。読み終わったあとは軽くすがすがしい気分になれた。
|
|
まさに人生の教科書。
これは、数々の宮城谷作品から、これぞ!と思われる名言を集めた本です。宮城谷著の作品は、本の文体・内容・質は勿論ですが、なんといっても読者の心を打つ名言が大きな読みどころ! 確かにこの本は、既に出版された本の一部分を引用し、それらを寄せ集めて出来た本であり、読者の中には「一度読んだ本の内容の寄せ集め」などと侮る方もいらっしゃるとは思います。 しかし、各書の名言なしに宮城谷昌光の作品は語れません。 一つ一つの名言を、大きな気持ちで深く自分の心に戒めながら、一生何度でも読み続けたいと思っております。 宮城谷作品を読んだことのない人には、出来たら、せめて一冊でも彼の作品を読み終えてから、この本を手に取っていただきたいと思います。
|
|
訳が残念
内容はおもしろいのだが、あまりにも訳の出来がよくない。この訳のまずさが読解の妨げになり、最後まで読まずにあきらめる人が多いのはもったいない。もっと読みやすい訳で読んでみたい。
|
|
 | 『新装版 毎日が冒険』 サンクチュアリ出版 price : ¥1,365 release : 2001/07

|
一つの教訓
友達に紹介され購入、読んでみました。 内容は誠実ではないですが、読んでいて面白いです。 また、「やればできる、なせばなる」なども読み込めば 読み込むほど学ぶことはできると思います。但し、今まで生真面目に生きてきた人が読むと、 「え・・・」と感じるかもしれません。 行き詰った人、普段は明るくても実は悩んでいる人、 読んでみてください。
|
|
だまし、だまされ…。
男女、夫婦、愛、憎しみ、親子、友人。 その関係は「だまし、だまし」でいくことでうまくいくと唱える筆者。 人間社会で起きる対立、そして和解。 その仕組みについて鋭い視点で見つめた、真面目だったりユーモア溢れたり、納得したり、と読んでいて飽きないエッセイです。
|
|
モノクロであることの意味
写真と言葉を一体化させた一冊の本。 中に収められてる写真はほとんどがモノクロだが この中にあるモノクロ写真はカラーじゃないから 味があるんだと思う。 モノクロの写真にしか出せない味。 モノクロの写真だから出せる意味。 そして言葉とのコラボレーション。日本に居ると感じられないこと。 日本に居ると忘れてしまってること。 日本に居ると当たり前になってしまってること。 著者が海外で得たとても大切なことを 短い言葉と素晴らしい写真で表現してくれてる。 読み終えた時に何かを考えさせてくれる一冊です。
|
|
結婚する前に是非読んで!
町田さんの本は大好きで、家事ノートの正と続を持っていました。 それで、これも買ってみましたが、大正解でした。 内容的には多少、家事ノートの正と続と重なる部分もありますが、 題名に「娘に伝えたいこと」とあるとおり、 特に未婚、もしくは結婚間もない女性向けの本と私は感じました。結婚に対する心構え、家庭というもの、子どもに対するまなざし、 母としての心構え。 そういったものがこの本には書かれています。 私は子どもを持つ前にこの本に出会えてよかったな、と思っています。 結婚しようと思う人は必読。
|
|
 | 『日々ごはん〈6〉』 アノニマスタジオ price : ¥1,365 release : 2006/02

|
|
良いクライエント
地下鉄サリン事件が日本人に与えた衝撃は大きかった、河合隼雄、村上春樹両氏にとっても大きかった、本の中で村上さんが「松本サリン事件で教え子を殺された、松本の病院の医師がテレビで事件発生段階の地下鉄サリン事件の様子を見て、これはサリンが原因に違いないと直感して、事件現場周辺の救急基幹病院にサリン対応のマニュアルを送ったエピソードを紹介して『人間を動かすのは感情なんですね』」というと河合さんも絶妙な調子で答えています。心の実感を言葉にする名人村上さんを迎えて河合節もさえわたってます
|
|
 | 『中学生のための社会科』 市井文学 price : ¥1,470 release : 2005/03/01

|
全ての永遠の「中学生」に
この場合の「中学生」とは、必ずしも文字通りの中学生を意味しない。吉本が前書きでも述べているように、「生涯のうち一番多感で、好奇心に富み、出会う出来事には敏感に反応する柔らな精神を持つ」のが中学生の時期で、例え何歳であろうともそのような心を持ち続けられればそれは「中学生」なのだ。この書物で述べられていることは、吉本がこれまで様々な場所で論じてきていることだが、タイトルを読んで、吉本思想を優しく解説した「おかゆ」本と思ってはならない。恐らく、今の大学生の多くでさえ、一読して全てを理解することは叶うまい。もちろん、中・高生が読んでも一向に差し支えないが、その場合、吉本思想にある程度通じた人間が解説を加えるような使い方が良いだろう。全ての国家・共同体は、社会生活を営む構成員の自由をいかなる場合でも優先し、それを妨げる公共的言説は、似非「公共性」に過ぎないと言う吉本の言葉を、今後私自身どう背負ってゆくか、その課題を再確認することが出来た一冊である。
|
|
 | 『絵本 徒然草 上』 河出書房新社 price : ¥756 release : 2005/06/04

|
おもしろき書物なればよむべし
橋本氏は、たくさん翻訳もんをかいておられる。 昔の日本人語を現代日本人語に書き換えられておられる。 源氏物語や、平家物語の仕事の量はものすごい。 中身は難しくて、よくわからん。で、今回の、つれつれくさは、 これは、よくわかる。 つれつれくさって、社会人のための文章のような 気がしていて、実際、 社会生活をするためには、役に立ちそう。 今回の翻訳は、わかりやすい。 現代人語がいつもよりわかりやすい。 解説もいい感じがする。 なんとなく、こなれている。 だから、受験生にもいいし、みんなにいいと思う。
|
|
写真満載!
屋台メシの写真が満載で、眺めるだけでヨダレが出ます。 台湾行きたい!と心から思わせる、愛ある1冊。
|
|
芭蕉と曾良のギャグを交えた対話がおもしろい
『奥の細道』は、古くから歌に詠まれた名所(歌枕)を辿る旅なので、背景となる和歌の知識が必要ですが、そういったことも含めてわかりやすく解説されています。 しかも、芭蕉と曾良が旅を回想しながら対話するというスタイルをとり、ときにはギャグも交えていて、漫才でも聞いているように、楽しみながら読み進められます。 本当に「面白いほどわかる」というタイトルにふさわしい本です。
|
|
かわいい!
毎月10冊を軽く越える色んなジャンルの本を読みますがこれほど可愛くて手元に置いておきたくなる本は他にはありません。カレルチャペックの文章の面白さも良いし、愛犬ダーシェンカへの思いがとても温かく優しいのです。ダーシェンカの写真やイラストも素敵です。ブックデザインも良く栞はなんとピンクのリボンでしゃれています。読みやすいし眺めるだけでも楽しいのでプレゼントにもお勧めです。
|
|
アラスカの自然に惚れぼれ
著者の星野道夫さんのことは、ドキュメンタリー映画「ガイアシンフォニー」で初めて知ることになった。アラスカに長く在住していた彼の撮る写真からは、活き活きとしたアラスカの大自然を垣間見ることができる。掲載されている写真はどれも美しい限りでかなり癒される。彼の手記も載っていて、アラスカに生活する人々や生息する動物、自然についていろいろと知ることが出来た。自分は自然が大好きなので、アラスカの厳しくも美しい自然を体験したくてたまらなくなってしまう。都会での生活にあくせくしている人にも是非読んでもらいたい。現実逃避??の一冊にどうぞ(笑)
|
|
長期シリーズ化の盤石
前任の担当編集者とは離れて私用で二人きりの見仏をしていたが、ひょんなことからホモ疑惑が沸き起き、その否定のために見仏企画を再開。今回は目黒や新宿(文庫版特別付録)といった都内の仏から滋賀、佐渡といったちょっと地味な志向に走ってるように見えますが、二人の絶妙なやり取りも安定感を見せ始め、長期シリーズ化の盤石というか「ザ・スライド・ショー」とオーバーラップして見えます。 一冊目で虜になった方は、是非ともオススメです。
|
|
表紙がダサい
主に神戸、大阪について書かれています。特に神戸市に住んでいる人にとっては知っている場所が多いので面白いと思います。もちろん知らなくても十分過ぎるくらい面白いです。ココロにスキマのある人は読んでください。ちょっとだけ埋まります。ほんわかとした世界が見れると思ったら大間違いです。らもさんはむちゃくちゃやってくれます。昔つるべさんとテレビに出ていた時にはじめてらもさんを見ました。こいつの職業は一体なんやと思ったのを覚えています。今ではスペシャルリスペクトしています。
|
|
【商品詳細】
原題は「人間考察もしくは処世訓と箴言」というフランス・モラリスト文学の最高傑作であり、ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世(1613−1680)の代表作である。扉に引用されている「われわれの美徳は、ほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない」という一句はあまりに有名である。箴言として1、2行で語られるそのことばは私たち読者の人間観察に対する甘さや幻想を引きずり出し、それを粉々に破壊するほどの威力を持っている。 愛情、恋愛、友情、自己愛、欲求(名誉などに対する)など、人間の業の深いところにたじろぎもせずに切りこみを入れる短い文章。それが心地よいものとなるかどうかは読み手しだいである。その意味で必ずしも本書は「愛され親しまれる」本として存在することを許していないようである。それは解説者をして「ジャン=ジャック・ルソーからサルトルに至るまで、後世の多くの高名な読者に反発、怒り、苛立ちを感じさせ、槍玉にあげられる光栄に浴してきた、あくの強い刺激的な古典」と言わしめている。 確かにほかの文学者や詩人の格言集とは趣が異なり、ロマンチックな気分を誘わず、ノスタルジックな感傷を引き出さずに、ペシミスティックかつニヒルな見方で読者にその文章を託している。この1、2行に込められた挑戦的とも思える文章を批判しつつ読者が自己を吟味し、他を冷静に観察する、あるいはこれを契機に人間の罪深さや自己愛をお互いに手厳しく語り合うことを著者は望んでいるに違いない。 箴言集に付け加えて、考察と題された文章においても人間の真実の姿が暴き出されており、著者の人間のとらえかたが皮肉に見える分だけ余計に普遍的で真実味があることを読者は反発しつつも認めざるをえないだろう。(青山浩子)
箴言集
この箴言集を紹介するには、批評や感想を書くよりも、いくつか例をあげたほうがよさそう。 「断じて媚は売らないと標榜するのも一種の媚である。」 「人はふつう誉められるためにしか誉めない。」 「もしわれわれ自身が思い上あがっていなければ、他人の追従がわれわれを毒すことはあり得ないだろう。」・・・・などなど。 甘い誘惑を寄せ付けない、この上なく辛辣な箴言集です。
|
|
 | 『きみが住む星』 文化出版局 price : ¥1,050 release : 1992/10

|
愛
旅行中の「僕」が、愛する「君」に書くラブレター。 「僕」は「君」から遠く離れた場所で、どんな景色を見ても、 どんな人と出会っても、「君」を思い、言葉をつづる。 文中にとても静かに存在する「愛」がとても心地よく、 美しい写真も目の保養になります。
|
|
 | 『働く女は腕次第』 朝日新聞社 price : ¥1,365 release : 2006/06

|
|
うなずける一冊
題名を見て気に入った作品です。 今悩み事を抱えている人は一度読んでみる価値ありだと思います。特に「私は、孤独だ」とか思っている方必見! そうじゃない人も読んでみると面白いと思います。そんなに分厚くないのですぐ読めますし。
|
|
鉄ちゃんじゃないけど、やっぱり乗ってみたくなる
ビーパルで連載してるのをいっぺんに読めたらいいなと思ってて、本が出たときから読みたいと思ってた本。主に地方のローカル線を乗って紹介してる形。地域住民とのやり取りなどの写真のほのぼのとした雰囲気がものすごくいい。写真って全部本人が撮ったものなの?ってぐらいいい写真がたくさん載ってます。 残念なところが1つ。写真がすべてカラーじゃなかったりする所。写真はものすごくいいのになぁ。もったいない、それだけにほんと残念。自分もカメラを持って近くの路線乗ってみたい気持。 しかし、掲載されてるいくつかの路線は「取材後廃線が決まりました」等とかあり、ローカル線の切実な背景を示しているようで、切なかった。こればっかりは仕方ないのかなと・・・。個人的に鈍行列車とかが好きなのでほんとチャンスがあったら各地各路線乗ってみたいというのが感想でした。いい写真ばかりでパラパラとめくってみるだけでもいい感じ。
|
|
 | 『うらおもて人生録』 新潮社 price : ¥540 release : 1987/11

|
無頼漢からの贈り物。
数多くある色川武大氏の作品の中で、とにかく、愛が込められた作品だと思います。幅広い人脈を持ち、様々な経験と想像を持った筆者にしか書けないリアリティと説得力があり、ふとした時に何度でも読み直して、自分の血に細胞に染み込ませたい、まさしく一生ものの作品だと、個人的にはそのぐらいの価値があると確信しています。 その年代で読む人は少ないのかもしれませんが、あえて十代の方に向けてお薦めしたい作品でもあります。 深く優しく、これからの人生を支えてくれる筈です。
|
|
 | 『シチリアへ行きたい』 新潮社 price : ¥1,575 release : 1997/03

|
シチリアを深く知りたい方へ
なんとなく、高校で使う社会の授業の資料集のような印象をうけました。 シチリアの都市や歴史、観光名所などへの造詣が深くなる本です。
|
|
 | 『すてきなあなたに』 暮しの手帖社 price : ¥1,800 release : 1994/09

|
綺麗な日本語と懐かしい時代。
小学生の頃、母が暮らしの手帖をよく買っていて、この「すてきなあなたに」の表紙の絵が裏表紙にいつも出ていた気がします。小学生ながら暮らしの手帖が好きでした。あの頃の、なんとなく安心するというか懐かしい気持ちから買ってみました。私は寝る前のひとときに読んでいます。言葉が乱れている現代に、筆者の美しい語り口調は、ストレスでイライラしている時に優しい気持ちを取り戻させてくれます。内容も昭和50年位の話でしょうか?それも癒される一つだと思います。
|
|
 | 『新・バンコク探検』 双葉社 price : ¥530 release : 2000/05

|
それでもやっぱりタイが好き
下川裕治さんはやっぱりタイが好きなんだな、と嬉しくなってしまう。 元祖、下川ネタとでも言うべき「バス」ネタに新たにBTSが加わった。 その他にも食べ物、街造り、交通、ダメ政府についてなど、 毒づきながらも愛情いっぱいに、 面白おかしくリアルなタイを紹介してくれる。昔からのタイを知っている人はもちろん、 今のタイしか知らない人にも充分に楽しめる一冊。
|
|
美しいイタリア料理
何よりもまず、著者の撮影した写真が全て色彩が美しく、すぐにでも食べたくなるような写真ばかり。さすがに料理写真家だなあと感激。随所に写真とともに記載されているレシピも簡潔で今度試してみようと考えています。イタリアの雰囲気が「食」を通じて伝わってきます。また、著者のイタリア料理を愛する気持ちが気持ちよくびんびん感じられます。私はこの本を永久保存します!
|
|
間接的な旅の体験談なのがかえっていいのです。
著者の友人と、「ヨーロッパへは行かない」と言い張っていた友人の旦那さまの初イタリア(初ヨーロッパ)の10日間の旅行を、イタリア在住の著者の目を通して、力まずに楽しく描いた本です。旅慣れた著者が、自分自身の体験談をぐいぐいと披露するタイプの読み物も多い中、好感度大な友人夫婦の実体験をさりげなく、随所に面白いエピソードを盛り込みながら、“間接的な旅の記録”として、楽しく1冊の本にまとめています。ホテルやレストランなどの固有名詞、説明調の語りはほとんどありませんので、スイスイと気軽に読み通せます。そして、そこはかとなく現地事情、旅の雰囲気が伝わってきますので、なんだかイタリアをよ〜く理解したような気分にもなれ、「私もちょっとイタリアに行ってみようかしらと“元気”が沸いてきます。情報収集用ではなく、オリエンテーション用の読み物です。
|
|
 | 『絶望の精神史』 講談社 price : ¥987 release : 1996/07

|
|
| |