Author:店長 グローバル・ブックスへようこそ!店長の阿南です。
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名前を書くだけでその者を死なせることが出来る死神のノートを手に入れた少年。この設定だけを見ると有り勝ちなネタかなとも思える。だが、極度に知性的な分、感情が失調したようなこの少年像が今までにない独自の世界を生み出している。ライバルとして登場する謎の名探偵Lとの頭脳戦、心理戦は一級のミステリーと言っても良いだろう。
きっちりと計算された原作の面白さに「ヒカルの碁」で培って来た小畑氏の画力がマッチしてブームの予感がする。要チェックだ。
前巻に引き続き、本巻もイラストはもちろん、ストーリーも各話ごとに進展があって退屈しませんでした。自分の理想世界創造の邪魔になる存在を『デスノート』で消す「月」(ライト)の表情は、より残酷に、余裕さえ漂う感じでした。
真面目な話の中に散在している死神・リュークとのやり取りも、気を張り詰めて読む中でイイ緩和剤的な役割を果たしているように感じました。
新たに発見される『デスノート』使用法、FBI捜査官・レイ=ペンバーと、その婚約者・南空ナオミの運命、そして本格的に動き出した「L」。ますます深い位置での心理戦に引き込まれていきます。
キラとLの裏の読み合い、心理戦はもちろんのこと、
この巻では、ライトの父親の存在感がググっとアップします。・・・父、男前!!息子を信じる父の姿に、「この漫画、サスペンスでありつつもすごく切ない物語なんじゃ…」と思ったのは、私だけでは…ない…はず。作画もすばらしいです。美しいです。気持ちの上では星10個!!!面白い漫画を探しているなら、ぜひデスノートをオススメします。
内容とは別に個人的に注目していただきたいのが竜崎(L)の行動。気付くと何か甘いものを食べているのですが・・その食べ方。注目してみると「あ、銀紙も食べちゃったよ;;」みたいな行動があるのです(笑)コマ1つ1つに細かく気を配っている感があって面白いので内容と合わせて楽しんでみてください。
表紙にもあしらわれたミサ&レムという重要な新キャラクター2人の登場がこの巻の目玉。ほぼ全ての収録エピソードがミサ&レムに関するもので、分量的に、この巻と来年に出る5巻で「ミサ編 前・後」ということになると思われる。
「やや頭の軽いゴスロリ少女」という、この漫画の世界からすると異質なキャラクターを、準主役クラスの重要な脇役として登場させ、なおかつメインストーリーであるキラ事件に関する状況も、ミサの登場によってかなり核心に迫る段階まで進展・激変することになる。このインパクトのある新キャラクターと、大きく状況を動かす新展開のため、2〜3巻あたりの「そろそろ事件にオチをつけないと、ダレてきちゃうよ?」といった感じをかなり解消している。
とにかくミサとレムが前面に出た章で、ほぼこの2人とそれに対応する月を中心とした話ばかりのため、リュークや月パパ、話によってはLも含めて、他のキャラクターの印象は薄め。またこれまでの単行本の中ではじめて月が(具体的な描写としては)誰も人を殺さない。
ミサ編が終了した後、現在雑誌連載で進行している、「月 vs Lの対決」という本筋から大きく外れた(おそらくは連載を長続きさせるための)中継ぎ的なシリーズに突入することを考えると、続巻とあわせて本筋における第1のクライマックス(の前編)に相当する巻。
これまで通り面白く、新キャラを中心にこの巻ならの面白さもあるのですが、1巻の頃とはかなり違った漫画になってきたなという印象。
"ヨツバキラの正体判明"がこの巻の眼目ですが、それは途中で割とあっさり発表され、むしろ犯人当てのサスペンスよりも、主人公グループと悪役の大がかりな対決を描いた冒険物語風の内容。
この巻ではミサの冒険がクローズアップされる。いろいろと読者サービス的なシチュエーションもあり、コメディ風描写の多さもあわせて、これまでより少し遊んでいる印象。
ヨツバ編の収束と次のライトキラ復活編への展開のために、状況や漫画世界内ルールの説明が多く、これまでにも増してセリフが多目。
5巻同様に番外編シリーズといった感じですが、派手なアクションシーンや映画的クライマックス等サービスはおこたりなく、次の7巻(本筋への復帰・第1部完結と思われる)に向けておさえておきたい一冊。
枝葉ですが、「金欲 銀造(かねぼし ぎんぞう)」って、すごいネーミング。
この小説は、ご都合主義な面や人物描写の掘り下げが足りない点など、作品として未熟なところが沢山あります。しかし、それをおおって余りある魅力が主人公のご主人様であるルイズにはあるのです!このルイズのツンデレぶりに萌えるのがこの小説の醍醐味でしょう。逆にそこに魅力を感じなければオススメできないかも。