Author:店長 グローバル・ブックスへようこそ!店長の阿南です。
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さらに西郷の征韓論を叩きつぶして半年もたたないうちに、台湾出兵を自ら主導した。このあたりはどうも、いきあたりばったりの観が否めない。やはり謎は多い。
九十九%の人にとって、森先生は、助教授もやっているらしい優れたミステリィ作家であろうが、ぼくにとっては、ミステリーも書いているらしい最良のエッセイストである(笑)。小説は一冊も読んだことがないが、このエッセイ集だけでも十数回読み返している。 小説にうといぼくは、森先生の小説を書くスピードがプロではふつうと思っていたが、どうやらちがうようである(笑)。ちょっと安心した。小説家志望の人は、絶望しないように。 七月十九日(月)の日記に深く共感した。
この物語は三部作とのことだが、一作一作が簡潔しているので安心して読める。とりあえず『女王の百年密室』と『迷宮百年の睡魔』を読破して、次作を待ちましょう。
西洋世界そのものとも言えるキリスト教(特にキリスト教に関わっている人たち)を痛烈な言葉で批判しているのは、なんとも大胆です。読んでいて確かに爽快です。
また、日本語訳が相当にくだけていて読みやすい。これは哲学というものに対して持っていたコンプレックスを吹き飛ばす画期的なものだと思います。(それぞれの小見出しも凝っていて笑ってしまいました。)
日本人の僕たちから見れば、たとえばアメリカのブッシュ大統領(とそのバックのキリスト教右派)の言動は違和感ありますよね。そうした言動の裏を知る意味でも本書は面白いと思います。もう亡くなっている有名哲学者の作品なので、訳者が個人攻撃されることもないでしょうし、面白い企画だと思います。
社会の洗脳に負けずに批判的に考えることの大切さが身にしみて分かります。哲学は難しそう、と敬遠せずに是非読んでみてください
薩摩軍の2将、桐野と篠原には全く作戦も戦術もなく、軍の指揮官というよりも1個のサムライであった。これでは物量がものをいう近代戦はでは到底勝てない。300年前の関が原でさえ、勝てなかったのではないだろうか。そういう人物を近くにおき将にした西郷に、人を見る眼は果たしてあったのだろうか。西南戦争は、戦争というより、無謀なサムライの一揆だったのだ、という印象を強く受ける。
シリーズ全体を通して言えることですが、人が歴史を動かしてきた、という事実を改めて認識させられます。その時そのときの社会情勢、経済情勢にあわせて、各社会集団(この巻で言えば、貴族、武士、農民など)の利害がぶつかり合い、新しい社会システムが組みあがっていく過程が克明に描かれます。そして、各集団の相対的立場は、リーダーのエゴ・ビジョン・組織力によって、相対的に強くもなれば弱くもなる、そんな現実が見えてきます。つまり、自分の社会的ポジションは、意識的にせよ無意識にせよ、自動的に付与されるものではなく、他の社会集団との激しい相克のうちに勝ち取るもので、そのせめぎ合いこそが歴史に他ならない、そんなメッセージを受け取りました。日本史はつまらない、と思っている人にもお勧めできるシリーズです。
主人公の語る退廃的かつ官能的な世界に身を委ねるように読み進み美酒に酔うのと同じ感覚を得るモノである
被害者・加害者・被害者の遺族などまた、同じ被害者の遺族でも別々の考え方とか。
上巻のみでも楽しめます。もちろん、下巻がすぐに読みたくなりますけどね!
松本零二さんの話はクリエーターの本質が見えたようで特に参考になった。
ただ大成した有名人ばかりなので読者は自分とのギャップに愕然とするかもしれない。僕はした。そのときに山藤章二さんの項を読もう。楽になる。大事なのは他に惑わされず、現在の自分を冷静に把握し、常に今より少し上を目指していくことだと思う。
現在私は25歳。20歳の時に出会いたかった本だった。でもへこたれるわけには行かないのでまだチャンスありと信じ大いに生きようと思う。
街を歩いていて、猫を見かければ声をかけてしまうような方々、とにかく、猫好きにはオススメです♪
(1)新しい攻城兵器の登場→(2)城塞建築の革新→(3)戦闘形体の変容→(4)騎士という統治階級の衰亡、というのがこの本の基調です。
地中海戦争三部作の第一作「コンスタンティノープルの陥落」では「大砲」という大型破壊兵器が史上初めて陸戦で威力を発揮した様が語られます。本作ではこの一つの戦争(戦闘というほうが正確かもしれません)が数十年を要したもののヨーロッパ人たちの城塞建築をいかに変えたかを伝えるのに、小品の貴重なページを惜しげもなく割きます。攻防戦前のロードス島要塞の刷新場面とともに、攻防戦のさなかのダメージコントロールからも目が離せません。
ヒューマン面でのメインキャストは騎士達やスレイマン大帝ですが、当時の技術先進国ヴェネチア出身の築城技術者マルティネンゴ(&彼が防衛責任を負う城塞そのもの)はテクノロジー面の主役といえます。 本書の魅力はまさに両者の絶妙な織り交ぜです。
中上健次という作家がその題名の本を書いてることは知っていた。行きの電車では海の景色を見ていた。海際まで山はせまり、平らな所はほとんどない土地だ。白浜を越え、すさみから紀伊半島の先端、串本までの海が枯木灘で、串本から東の海が熊野灘という。帰りの電車でその本を読みはじめた。大阪に着いても読み終わらないので家に帰っても読んだ。午前3時をまわっていた。
本を読むことは、それを書いた人と会話することだった。読みながら絶えず「お前の話よ」と喉元にナイフをつきつけた。自分のことであれ、他人のことであれ、その本は今まであったすべてのことを思い出させた。この土地に生きながらこの土地に帰ってきたことを思い起こさせる。何日かたってその作家の生前の写真を見た。少し間違っていた。この人はナイフなんか使わない。
そんなコンクールで取り上げられたのが 本作の「邯鄲」であり それを見ていて 三島の演劇に興味を感じ 本作を手にとった。
基本的には各作品ともに一時間程度の一幕ものであり 切れ味のよさは抜群である。題材を能にとりながら 上手に現代に翻案する手際は際立っており 題材のテーマと (当時の)現代の精神の融合には舌を巻く。三島は演劇に その才能が最大に見られると聞いたことがあるが なるほどと思わせるものがある。
1980年代初頭の高校生には ちょっと難しかったはずである。40歳になった小生は 今はそう思う。但し あの頃はそうは思わなかった。難しいことに 分かった顔をして立ち向かうのも 青春時代の特権である。
思春期で心と体の悩みを持つ多くの人や妊婦さんにはぜひお勧めです。
知って損は無い体と心、男と女の本音や性質の情報が満載です。
寺門さんの著書は初めて読みましたが、田口さんとのぶっちゃけトークも面白く、田口さんならではの感性で感じてきたことを、寺門さんが整体師としての観点から解説したりしています。
政府軍の指揮官として、のちの日露戦争の英雄、乃木希典が見える。連戦連敗の戦争べたで、ほんの4ヶ月前に神風連の乱を一晩で鎮圧した児玉源太郎と際立った対照を見せているのが興味深い。
作中、のっそりの執念、棟梁のあり方、奥様の役割、また詳細に現れない腕自慢の職人達が生き生きと描かれ、「。」が三ページに一個くらいしかない読みにくい文体も気にならず、一気に読み終わりました。中でも、カリスマの如く君臨する大僧正のあり方には感動した。終盤、天災に打ち勝ったのは、まさに彼らの人間力の総和と理解したい。
五重塔は、決して珍しい物ではない。東寺のそれ、法隆寺のそれもある。しかし、谷中の感応寺のそれは、露伴によって「五重塔」と称されるようになったと思う。
本著作は、永遠に不滅です。
ソバが好きという人には2種類、すなわちソバそのものの味を追求する「ソバ好き」とソバ屋で憩うことに重きを置く「ソバ屋好き」の二つがあって、杉浦日向子率いるソ連(ソバ好き連)は後者だという。私も後者である。自分でソバを打ちたいとは特に思わない。それよりも一人でちびちび飲みながら遅い午後をソバ屋で過ごすなんてことを無性に試してみたくなっている。 実はこの本、『ソバ屋で憩う 悦楽の名店ガイド101』の続編だと思っていたのだが、リ!ニューアルであった。早とちりの私は2冊同時に買ってきてしまったので改定部分を見比べて読んだのだが、3年のうちに10店ほどが外されている。約1割だ。ソバ屋にさほどに栄枯盛衰があるようには思われないが、評価を変動させる動きは常にあるのだろう。
大きなものにも自分の意思で立ち向かう気持ちになりました。
「水滸伝」ありがとう。
学校のテストには正解があった。授業中にボソボソと答えてもハキハキ答えても、正解を答えられればよかった。
しかし、これからは違う。自分の考えを、自分を主語として自分の考えを述べられなくてはならない。そのためには、自分が理解していることは何なのか、ということをきちんと受け入れなくてはならない。
脳みそで知っていること、暗記していることは本当にわかったことにはならない。身体で体得することで納得することで、本当の「わかる」に至るのだ。
企画書社会への痛烈な批判をはじめ、著者の???験に基づく具体例を豊富に紹介する著者のメッセージに感動しました。